「うちの子、餌をあげすぎかな?」「もしかして足りてない?」そんな不安、私にもありました。でも今日でその悩みとはサヨナラです!

猫の健康は、毎日の「一口」にかかっています。

この記事では、私が実践している体重別の具体的なグラム数から、面倒な計算を0秒にするツールまで完全網羅しました。

  • 体重3・4・5キロ別の正解量
  • 計算不要!自動計算ツール
  • 一生使える体型管理のコツ

さあ、愛猫の「ちょうどいい」を見つけに行きましょう!

猫の餌の量1日の決め方は?基本の計算式とカロリーの考え方

猫

「パッケージの裏面の通りにあげればいいんでしょ?」と思っていませんか?

実はそれ、大きな落とし穴があるんです。
まずは基本の「き」を一緒に押さえましょう。

パッケージの表示はあくまで目安!フードごとのカロリー差に注意

「パッケージの表に従ったら太ってしまった…」これ、実はよくある話なんです。
なぜなら、メーカーによって基準がバラバラだから!

私が以前失敗したのは、フードのカロリー密度を見落としていたことでした。
実はフードによって、これだけエネルギー量が違うんです。

  • ダイエット用フード:約300kcal / 100g
  • 一般的な成猫用:約350kcal / 100g
  • 高栄養・子猫用:約400〜420kcal / 100g

例えば「体重4kgなら70g」という一律の認識で高カロリーなフードを与え続けると、あっという間に肥満一直線です。

大切なのは、必ずパッケージ裏面の「代謝エネルギー(ME)」を確認すること
ここを見ずに量を決めるのは、目隠しで運転するようなものですよ。

でも、カロリーだけで決めていいのでしょうか?
実は「手術の有無」で計算式がガラッと変わるんです。

活動量やおやつも含めて計算!去勢・避妊後の調整ルール

「手術をしたら太った」という話、聞きませんか?
これは食べている量が変わらなくても、体が「省エネモード」になるからなんです。

避妊・去勢手術後の猫は、ホルモンバランスの変化で基礎代謝がガクンと落ちます。
私の感覚値としても、手術前より摂取カロリーを約10〜20%減らすくらいが丁度いいですね。

そして忘れてはいけないのが「おやつ(トリーツ)」の存在!

  • おやつは1日の総カロリーの10〜20%以内に抑える
  • おやつであげた分(例:ちゅ〜る1本 約7〜10kcal)は、必ず主食から引く

「ほんの一口」のつもりが、猫にとっては「ハンバーガー1個分」かもしれません。
この足し引きが健康管理の肝です。

では、ドライフードにウェットフードをトッピングする場合はどう計算すればいいのでしょうか?
少しややこしいですが、コツをお教えします。

ドライとウェットの併用は?混合給与の計算ポイント

猫理由

「水分補給のためにウェットもあげたい!」その気持ち、すごく分かります。
でも、単純に足すだけだとカロリーオーバーになってしまいますよね。

ウェットフードは水分が約80%もあるので、ドライに比べてカロリー密度が低いのが特徴です。
併用する際の私の計算ルールはこれです。

  • まず、ドライフード単体での1日分の給餌量を出す
  • そこから、あげる予定の「ウェットフードのカロリー分」を差し引く

具体例を出すと、「350kcal/100gのドライ」を主食にして、「40kcalのウェット」を1袋あげるなら、ドライフードを約11g減らす必要があります。

「たった11g?」と思うかもしれませんが、ドライフードの11gは結構なカロリー量なんですよ。

「うわっ、計算が面倒くさそう…」そう思いましたよね?
安心してください、私も計算は大嫌いです(笑)。

だから、自動で計算してくれるツールを用意しました!

【3秒で完了】猫の餌の量 自動計算ツール

電卓を叩くのはもう終わりにしましょう。
このツールを使えば、愛猫にピッタリの量がたった3秒で分かります。

使い方は簡単。「今の体重」「ライフステージ」「フードのカロリー」を入れるだけ。
さあ、今すぐ試してみてください!

🐱 カンタン給餌量シミュレーター




※パッケージ裏面の「代謝エネルギー(ME)」を入力


あなたの猫ちゃんの1日の適正量は…

g

※あくまで目安です。体重の増減を見て調整してください。

数字が出ましたか?「思ったより少ない!」と感じた方も多いはず。
でも、それが適正なんです。

「ツールもいいけど、パッと見てわかる表が欲しい!」というあなたのために、一覧表も用意しました。
次は体重別の目安を深掘りしていきましょう。

体重別!猫の餌の量1日の目安と回数を徹底解説

食べている猫

ここでは、最も多い「避妊・去勢済みの成猫」を基準に、体重ごとの具体的な量を見ていきます。
あなたの猫ちゃんの体重に近いところをチェックしてくださいね。

【一覧表】カロリーと体重で見る1日の給餌量(避妊・去勢済み)

いちいち計算するのが面倒な日は、この表をスクショして保存しておくのがおすすめです!

縦軸が「猫の体重」、横軸が「フードのカロリー」です。
交わるところが正解のグラム数ですよ。

体重 \ kcal 330 350 375 400
3.0 kg 58g 55g 51g 48g
3.5 kg 65g 61g 57g 54g
4.0 kg 72g 68g 63g 59g
4.5 kg 79g 74g 69g 65g
5.0 kg 85g 80g 75g 70g
5.5 kg 92g 86g 81g 76g
6.0 kg 98g 92g 86g 81g

※避妊・去勢済みの成猫(係数1.2)を想定

表で見るとイメージが湧いてきますよね。
では、体重ごとの細かい注意点を見ていきましょう。まずは小柄な3キロ級からです。

【猫3キロ餌の量】小柄な成猫に適した1日のグラム数

「うちの子、3キロしかないけど痩せすぎ?」と心配な方、3キロは立派な個性です。
でも、代謝には注意が必要です。

一般的なフード(350kcal/100g)を想定した場合の目安はこちら。

  • 未手術・活発な子: 約50〜60g(約180〜210kcal)
  • 避妊・去勢済みの子: 約35〜40g(約130〜150kcal)

私が気をつけて見てほしいのは、「肋骨」です。
3キロ台で肋骨や背骨がゴツゴツと浮き出ている場合は、痩せすぎのサイン。
その場合は、上記の目安より10%増量して様子を見てあげてください。

次は、最も一般的な4キロ級の猫ちゃんです。

【猫4キロ餌の量】平均的な体格の猫にあげる理想の量

猫ドライフード

日本の雑種猫(MIX)の平均体重といわれる4キロ。ここが「基準」になります。

  • 未手術・活発な子: 約65〜70g(約230〜250kcal)
  • 避妊・去勢済みの子: 約45〜55g(約170〜190kcal)

平均的だからこそ、「これくらいでいいや」とアバウトになりがち。
まずはこの数値をキッチリ守ってみてください。そこから増減させるのが健康への近道です。

さて、悩みどころなのが5キロ級。
「骨格が大きいのか、太っているのか」の見極めが重要になってきます。

【猫5キロ餌の量】骨格が大きい?肥満?BCSで体型チェック

「5キロ超えたらダイエット?」いいえ、そうとは限りません。
メインクーンのような大型種なら痩せすぎかも?

  • 未手術・活発な子: 約80〜85g(約280〜300kcal)
  • 避妊・去勢済みの子: 約60〜65g(約210〜230kcal)

ここで私が必ず行うのがBCS(ボディコンディションスコア)でのチェックです。
上から見て「腰のくびれ」はありますか?横から見て「お腹の垂れ」はどうですか?

もし、くびれがなく寸胴なら肥満(BCS4以上)の可能性大!
その場合、「今の5キロ」ではなく「理想体重(例えば4.5kg)」で計算した量を与えないと、一生痩せられません。

体重だけでなく、年齢によっても正解は変わります。
次は子猫とシニア猫の落とし穴についてです。

子猫やシニア猫の場合の調整ポイントと注意点

注意している猫

「子猫だから少しでいい」なんて思っていませんか?
それは大きな間違い!実は子猫こそ、エネルギーの塊なんです。

ライフステージ ポイント
1歳未満の子猫 成長期のため成猫の2〜3倍のエネルギーが必要。「欲しがるだけ」または「子猫用フードの指定量」をたっぷりあげる。
7歳以上のシニア 代謝が落ちて太りやすくなる時期。量を10%減らすか、シニア用フードへの切り替えを検討する。
11歳以上のハイシニア 逆に食が細くなり痩せてくる。高カロリーなフードを選んで「体重維持」を最優先に。

量は分かりましたが、あげ方はどうでしょう?
「置き餌」をしている方、ちょっと危険かもしれません。

1日何回?健康を守る回数と「置き餌」のリスク

理由

「いつでも食べられるように山盛り置いてある」…これ、実は尿路結石のリスクを高めるんです。

猫は食事をすると尿がアルカリ性に傾き、時間が経つと酸性に戻ります。
しかし、ダラダラ食べていると常に尿のpHバランスが崩れた状態になりがち。

私は以下のルールを推奨しています。

  • 基本は1日2〜3回: 消化器官を休ませる時間を作る
  • 置き餌はやめる: 出してから20分経ったら下げる習慣を
  • 例外: 空腹で吐いてしまう子は、総量を変えずに4〜6回の「少量頻回」にする

でも、「そもそも食べてくれない!」という悩みもありますよね。
高いフードを買ったのに見向きもしない時の絶望感、分かります…

食べてくれない・残す時の原因と対処法

「わがまま言わないで食べて!」と怒る前に、いくつかチェックしてみてください。
猫は繊細なグルメなんです。

  1. 匂いは消えてない? ドライは開封直後から酸化します。新しい小袋を開けてみて。
  2. お皿は臭わない? プラスチック製は傷に菌が入りやすいです。私は陶器製に変えて劇的に改善しました。
  3. 冷たくない? 猫は「獲物の温度(約38度)」を好みます。レンジで数秒温めるだけで、香りが立って食いつきが変わりますよ!

ただし、丸1日(24時間)以上何も食べない場合は緊急事態です。

「肝リピドーシス(脂肪肝)」という命に関わる病気のリスクがあるので、様子を見ずにすぐ動物病院へ走ってくださいね。

最後に、私が最も大切にしている「健康管理の極意」をお伝えします。

体重測定で微調整!一生使える健康管理サイクル

ここまで計算式やツールを紹介してきましたが、正直に言います。

計算したグラム数は、あくまで「理論上のスタート地点」に過ぎません。

人間と同じで、猫も「太りやすい子」「いくら食べても太らない子」という個体差があります。
だからこそ、最強の答え合わせは「体重測定」なんです。

  • 週に1回、猫を抱っこして体重計に乗る(自分の体重を引く)
  • 前回より増えていれば、給餌量を5%減らす
  • 前回より減っていれば、給餌量を5%増やす

この微調整の繰り返しこそが、愛猫を長生きさせる唯一の近道です。

さあ、今日から「量って、あげる」。
このシンプルな習慣で、愛猫との幸せな時間を1日でも長く守っていきましょう!

猫の餌の量1日分の正解は?体重3・4・5キロ別適正量ガイド 総括

  • パッケージはあくまで目安:メーカーごとに基準が異なるため、必ずフード裏面の「代謝エネルギー(kcal)」と愛猫の「去勢・避妊の有無」をもとに計算する。
  • 体重だけで判断しない:同じ5kgでも「大型種」か「肥満」かで適正量は変わる。環境省のBCS(体型チェック)を活用し、肥満なら「理想体重」で計算する。
  • おやつは引き算で考える:おやつは1日の総カロリーの20%以内に抑え、与えた分は必ず主食のドライフードを減らして相殺する。
  • 置き餌はNG・回数は守る:尿路結石のリスクを下げるため、ダラダラ食べ(置き餌)は避け、成猫なら1日2〜3回に分けて与える。
  • 体重測定が最強の答え合わせ:計算したグラム数はスタート地点に過ぎない。週に1回体重を測り、増減に合わせて量を微調整し続けることが長生きの秘訣。