「最近、うちの子の涙やけがひどい…。もしかして毎日あげているロイヤルカナンが原因なの?」

検索してこの記事にたどり着いたあなた。その「母の勘」は、あながち間違いではないかもしれません。

多くの獣医師が推奨するロイヤルカナンですが、実は「ある体質」の猫ちゃんにとっては、涙やけを悪化させる引き金になってしまうことがあるのです。

この記事では、教科書的な建前は抜きにして、以下の「飼い主が本当に知りたい真実」を深掘りします。

  • ロイヤルカナンの「何」が涙やけの原因になり得るのか
  • 「脱・ロイカナ」で涙やけが劇的に減ったフード選びの正解
  • 今日からできる、薬に頼らないケア方法

もう一人で悩むのはおしまいです。さあ、私と一緒に愛猫の「本来のキラキラな瞳」を取り戻すための扉を開きましょう!

ロイヤルカナンは猫の涙やけの原因?成分から見る「合わない理由」

猫理由

多くの飼い主さんに選ばれているロイヤルカナン。
だからこそ、「涙やけの原因?」と疑ってしまう気持ち、とてもよく分かります。

結論から言うと、ロイヤルカナンは優れたフードですが、涙やけに悩む猫にとっては「刺激が強すぎる」場合があります。まずは敵を知るために、涙やけのメカニズムとロイカナの成分を照らし合わせてみましょう。

そもそも猫の涙やけが起きる根本的な原因とは?

猫の涙やけ(流涙症)は、涙が目から溢れ出て、その成分が空気に触れて酸化し、被毛が赤茶色に変色してしまう状態です。
その根本には、こんな原因が隠れています。

  • 鼻涙管の詰まり・狭窄:涙の排水溝が詰まっている状態。「エピフォラ」とも呼ばれ、VCA Animal Hospitalsなどの専門機関も、主要な原因として挙げています。
  • 食物アレルギー:特定の原材料(穀物や添加物)に体が反応し、炎症として涙が増えるケース。
  • 老廃物の蓄積:消化しきれなかったタンパク質や脂質が、涙の粘度を高め、ドロドロにして詰まらせてしまうケース。

この中で、フードが直接関わるのは「アレルギー」「老廃物(消化不良)」です。
ここに、ロイヤルカナンとの「相性の悪さ」が潜んでいます。

「ロイヤルカナンで涙やけが悪化する」という噂の真相

ネットやSNSで見かける「ロイカナで涙やけが悪化した」という声。
決してロイヤルカナンが粗悪なわけではありませんが、以下の特徴が「涙やけ体質」の子には裏目に出ることがあります。

要注意!ロイカナが合わない3つのポイント

  • ① 穀物(グレイン)の使用:
    多くのロイカナ製品には、小麦やトウモロコシが主原料として使われています。肉食動物である猫にとって穀物は消化が苦手で、未消化物が老廃物となり、涙の汚れ(ドロドロ涙)に繋がりやすいのです。
  • ② 脂質の多さとコーティング:
    「食いつき」を良くするために、粒の表面に動物性油脂をコーティングしています。ロイカナ特有の「ベタつき」はこれです。酸化した油分は体内で炎症の元となり、目元の赤みを引き起こす可能性があります。
  • ③ BHA/BHTなどの酸化防止剤:
    品質保持のために使われていますが、敏感な子は化学合成添加物に反応して涙が増えることがあります。

つまり、「穀物アレルギーがある子」や「油分で胃腸が荒れやすい子」にとって、ロイヤルカナンは涙やけの原因になり得るのです。

全ての猫に当てはまる訳ではない!体質との相性について

猫とフード

もちろん、ロイヤルカナンで健康に過ごしている猫ちゃんも沢山います。
重要なのは「あなたの愛猫の体質に合っているかどうか」です。

もし、現在のフードで

  • 目やにが茶色っぽく、ベタベタしている
  • 耳垢も溜まりやすい(耳と目は繋がっています)
  • 便が緩い、または臭いがキツイ

といったサインが出ているなら、フードが合っていない可能性が高いです。今のフードに固執せず、切り替えを検討すべきタイミングと言えるでしょう。

ロイヤルカナンの中で対策するなら?(療法食の検討)

「どうしてもロイヤルカナンブランドの中で解決したい」という場合は、獣医師と相談の上、以下の療法食を検討してください。通常の総合栄養食ラインよりも、アレルギーや皮膚に配慮されています。

  • 「セレクトプロテイン」:アレルギーの原因になりにくいタンパク質(ダックなど)を使用。
  • 「消化器サポート」:消化性を極限まで高め、腸内環境から涙の状態を改善。

ただし、これらはあくまで「療法食」です。根本的に「涙やけ知らずの体」を目指すなら、原材料から見直されたプレミアムフードへの切り替えが近道かもしれません。

もう悩まない!脱・ロイカナで始める涙やけ総合対策

猫理由

ここからは、私が実際に試して効果を実感した「攻めの対策」です。
「穀物」「油分」「添加物」の3つを排除することで、愛猫の目元は驚くほど変わります。

【体験談】猫のフードを変えたら目やにが減った!選び方の3つのコツ

私が愛猫のために数えきれないほどのフードを試し、たどり着いた「涙やけ対策フード」の絶対条件は以下の3つです。

  1. 第一主原料が「肉か魚」であること:
    消化吸収が良く、老廃物が出にくい。
  2. グレインフリー(穀物不使用)であること:
    ロイカナとの最大の違いはここです。消化器官への負担を減らします。
  3. ノンオイルコーティング、または良質な油であること:
    酸化した油は涙やけの大敵。素材そのものの脂質を生かしたフードを選びます。

獣医師も注目!涙やけ対策におすすめのキャットフード3選

「じゃあ具体的にどれがいいの?」という方へ。
成分分析と実際の口コミから、「ロイヤルカナンからの切り替え」で特に評価が高い3つを厳選しました。

1. モグニャンキャットフード

【魚好き&高タンパク】白身魚65%使用の香ばしい香り

ロイヤルカナンの脂っぽさが気になるなら、まずはコレ。白身魚メインで低脂質かつ、オメガ3脂肪酸が豊富。炎症を抑え、皮膚や被毛の健康を内側からサポートします。グレインフリーで消化もバッチリです。

2. カナガンキャットフード チキン

【食いつき重視】チキン60%超えの栄養爆弾

「ロイカナしか食べない偏食の子」でも食べると評判。穀物の代わりにサツマイモを使用し、ゆっくり消化吸収されます。人工香料を使わず、素材そのものの旨味で勝負しているため、涙の「質」が変わるのを実感しやすいフードです。

3. アカナ (ACANA)

【自然派の最高峰】生物学的に適正な原材料

カナダ産の新鮮な肉や魚を「ホールプレイ(内臓や骨まで丸ごと)」比率で配合。添加物に頼らず栄養バランスを整えているため、添加物に敏感で涙やけが出ていた子には特におすすめです。

💡 失敗しないために!切り替えの「2つの鉄則」

「せっかく買ったのに食べてくれなかった…」「すぐに効果が出ない…」と後悔しないために、以下の2点を必ず守ってください。

① ロイヤルカナン好きの子には「10日間の移行期間」を

ロイヤルカナンは「香りが強い」ため、いきなり無添加フードに変えると猫が戸惑って食べないことがあります。

初日は「新しいフード1割:ロイカナ9割」から始め、10日間かけて徐々に新しいフードの割合を増やしてください。焦りは禁物です。

② 効果判定は「最低1ヶ月」続けてから

涙やけの原因となる体内の老廃物が抜けきり、皮膚や被毛が生まれ変わる(ターンオーバー)には約1ヶ月かかります。

数日で諦めず、まずは1袋使い切るつもりで様子を見てあげてください。目元の変化は、忘れた頃にやってきます!

フードと併用したい!おすすめの猫用涙やけクリーナーと使い方

フードで体内環境を整えつつ、外側についてしまった汚れは「優しく」オフしましょう。

私がおすすめするのは、「除菌」よりも「低刺激」を重視したクリーナーです。

  • ローションタイプ:コットンにたっぷり染み込ませ、ふやかして拭き取るのに最適。
  • 注意点:ゴシゴシこするのはNG!色素沈着の原因になります。ふやかして「スルッ」と取るのが鉄則です。

色々試したけど取れない…頑固な涙やけで動物病院へ行くべきサイン

フードを変えてケアをしても改善しない場合、病気が隠れているサインかもしれません。以下の症状があれば、迷わず受診してください。

  • 涙や目やにが黄色や緑色(細菌感染の疑い)
  • 目をしょぼしょぼさせる、痛がる
  • 目の周りが赤くただれている

【まとめ】ロイヤルカナンへのこだわりを捨て、愛猫に合う正解を見つけよう

最後まで読んでいただきありがとうございます。

「ロイヤルカナンだから安心」という思い込みを一度捨てて、「目の前の愛猫の体調」を見てあげてください。

  • 疑うべきは「穀物」と「酸化した油分」
  • グレインフリー&良質なタンパク質のフードを試す価値は大いにある
  • 内側(フード)と外側(ケア)の両輪で対策する

フードを変えることは、勇気がいるかもしれません。でも、その一歩が愛猫の不快な涙を止め、美しい瞳を取り戻すきっかけになりますよ。