「うちの猫、体重5キロだけど…この餌の量で本当に合ってるのかな?」
「いつもおねだりされるけど、あげすぎて太らせたくない…」
愛猫を想うからこそ、毎日のごはんの量は悩みの種ですよね。
わかります、私も愛猫の体重計の数字を見るたびにドキドキしますから!でも、もう大丈夫。
この記事を読めば、あなたの悩みはスッキリ解決します!
- 体重5キロの猫に最適な餌の量がわかる!
- フードの袋を見るだけじゃない、愛猫専用の計算方法が身につく!
- 年齢や体調に合わせた微調整のコツがわかる!
大切な家族である愛猫の健康を守るための「ごはんの知識」、一緒に楽しく学んでいきましょう!
【基本】5キロの猫の餌の量は?計算式とパッケージの正しい見方

まずは、誰もが一番知りたい「で、結局何グラムあげればいいの?」という疑問にズバリお答えします。
ここが全ての基本。この章を読み終える頃には、あなたはもう餌の量に迷わない自分になっているはずです!
まずは結論!体重5キロの猫に必要な餌の量(1日あたり)の目安
「とにかく目安が知りたい!」そんなあなたのために、まずは結論からお伝えしますね。
これを知るだけで、今日からのごはんの時間が安心に変わりますよ。
一般的なドライフード(100gあたり380kcalと仮定)の場合、体重5kgの成猫に必要な1日の給与量の目安は以下の通りです。
- グラム数:約60g 〜 70g
- 計量カップ:約〇〇カップ
※ただし、フードの粒の大きさや密度で重さは変わるので、一度はキッチンスケールで正確に測ることを強くおすすめします!
「なんだ、意外と少ない?」と感じましたか?そうなんです。
でも、これはあくまで標準的な猫の目安。あなたの愛猫がもっと活動的だったり、逆にのんびり屋さんだったりすれば、この量は変わってきます。
だからこそ、なぜこの量を計算する必要があるのか、その理由を知ることがとっても大切なんですよ。
愛猫の健康を守る!餌の量を計算する必要がある3つの理由
「だいたい合ってればいいんじゃない?」なんて思っていませんか?
実は、毎日のほんの少しの差が、将来の愛猫の健康を大きく左右するんです。
ここでは、あなたが餌の量をしっかり計算すべき「愛に満ちた理由」を3つご紹介します。
- 肥満や病気のリスクを遠ざけるため
量が多すぎると肥満になり、糖尿病や関節炎のリスクが高まります。逆に少なすぎれば栄養失調に。適正量を知ることは、病気のリスクから愛猫を守る第一歩です。 - 体調の変化という”サイン”に気づくため
毎日きっちり量を測っていると、「最近なんだか食欲がないな…」という小さな変化にすぐ気づけます。これは病気の早期発見に繋がる、とても重要なサインなんです。 - フードの切り替えに慌てないため
新しいフードに切り替える時、カロリーが違えば与える量も変わります。計算方法を知っていれば、どんなフードになっても迷わず最適な量を与えられます。
ほら、がぜん計算してみたくなってきたでしょう?
では次に、誰でも簡単にできる魔法のような計算式をお教えしますね!
【簡単3ステップ】誰でもできる1日の適正給餌量の計算方法
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「計算って聞くと、ちょっと難しそう…」と感じる方もご安心を!
電卓さえあれば、誰でも愛猫にピッタリの食事量を導き出せる、簡単な3ステップをご紹介します。さあ、一緒にやってみましょう!
- ステップ1:安静時エネルギー要求量(RER)を求める
これは、猫が何もしなくても消費するカロリーのこと。「70 × (体重kg)の0.75乗」で計算します。
体重5kgの猫なら… 70 × (5) ^ 0.75 ≒ 234 kcal となります。 - ステップ2:1日のエネルギー要求量(DER)を求める
さっきのRERに、猫の状態に合わせた「係数」を掛け算します。
(例)避妊・去勢済みの成猫なら係数は「1.2」なので… 234 kcal × 1.2 = 約280 kcal これが1日に必要なカロリーです! - ステップ3:具体的なグラム数を出す!
最後に、DERをフードのカロリーで割ります。フードの袋に「380kcal/100g」と書いてあれば…
(280 kcal ÷ 380 kcal) × 100g ≒ 73g となります。
どうですか?思ったより簡単でしょう!
ちなみに、この計算方法は私が独自に考えたものではなく、世界中の獣医師が参考にする権威あるAAHA(米国動物病院協会)の栄養評価ガイドラインにも記載されている、世界標準のものです。つまり、専門家お墨付きの信頼できる方法なので、安心して愛猫の健康管理に役立ててくださいね。
この式さえ覚えておけば、あなたはもう「愛猫専属の栄養士」です。
でも、フードのパッケージに書いてある量と数字が違う…なんてことも。そんな時、どちらを信じればいいのでしょうか?
キャットフードのパッケージに記載された給与量目安の見方
計算は分かったけど、いつも見ているパッケージの給与量表も気になりますよね。あの表、実はとっても便利なんです!
ここでは、パッケージの情報を最大限に活用する正しい見方をお伝えします。
まず、給与量表の縦の列から「体重5kg」の欄を探しましょう。
次に、横の列を見て「成猫」「活動的」「室内猫用」など、今の愛猫の状態に一番近い項目を選びます。
その2つが交差した場所にある「〇〇g」が、メーカーが推奨する1日の給与量の目安です。
「60g~75g」のように幅がある場合は、おとなしい子なら少なめ、元気な子なら多め、と考えて調整するのが基本ですよ。
さて、ここで一つの疑問が生まれます。自分で計算した量と、このパッケージの量が違っていたら…?
次は、そんな時の判断基準をスッキリ解決します!
計算結果とパッケージの量が違う場合はどちらを信じるべき?
「計算したら73gだけど、袋には65gって書いてある…一体どっちが正解なの!?」
これは多くの飼い主さんがぶつかる壁です。でも、心配しないでください。
この疑問への答えを知れば、あなたはさらに自信を持って給餌量を決められるようになります。
私の答えは、「まずはパッケージの量を基準にスタートし、計算結果を参考に微調整する」です。
なぜなら、メーカーは自社のフードの栄養価や消化率を一番よく知っているプロだから。
まずはその推奨量を信じて与えてみましょう。
その上で、「うちの子は少し太りやすいから、計算結果の73gに近づけて少し減らしてみようかな」という風に、愛猫の体型やウンチの状態を見ながら調整していくのが最強の方法なんです。
基本となるドライフードの量は決まってきましたね。
では、猫が大好きなウェットフードをあげる場合、量の考え方はどう変わるのでしょうか?
ドライフードとウェットフードで量の考え方は変わる?

ドライフードだけでなく、ウェットフードをトッピングしたり、特別な日にあげたりすること、ありますよね!
でも、その分ドライフードをどのくらい減らせばいいか、迷いませんか?
これをマスターすれば、あなたの愛猫の食事の楽しみがもっと広がります!
最大のポイントは、「グラムではなくカロリーで考える」こと。
ウェットフードは成分の約80%が水分なので、ドライフードと同じグラム数ではカロリーが全然足りません。
例えば、1日の必要カロリーが280kcalの猫に、80kcal分のウェットフードをあげたとします。
その場合、残りの200kcalをドライフードで与える、という計算をするんです。とってもシンプルでしょう?
これで基本は完璧です!でも、猫の食事管理はこれで終わりではありません。
次は、年齢や体調といった、もっとパーソナルな部分に合わせた調整法を見ていきましょう!
【応用】5キロの猫の餌の量はここで変わる!年齢・体調別の調整法

基本の計算ができるようになったあなたに、次なるステップをご用意しました!
猫も私たち人間と同じで、年齢やライフイベントによって必要なエネルギーは変わってきます。
ここからの応用編をマスターすれば、あなたはもうベテランの飼い主。愛猫の一生に寄り添う食事管理ができるようになりますよ!
【年齢・ライフステージ別】子猫・成猫・シニア猫の量の違い
あなたの愛猫は今、どのライフステージにいますか?
人間でいう「育ち盛りの10代」と「落ち着いた40代」で食事内容が違うように、猫も年齢によって必要なカロリーは大きく異なります。
この違いを知ることが、生涯にわたる健康の土台を作るんです。
- 子猫(~1歳):まさに成長期!骨や筋肉を作るため、体重あたり成猫の2~3倍ものエネルギーが必要です。高カロリーな子猫用フードを、表示通りしっかり与えましょう。
- 成猫(1~7歳):体の成長が落ち着き、活動量を維持するためのエネルギーが必要です。これまで計算してきた基本量が、この時期のベースになります。
- シニア猫(7歳~):活動量が減り、基礎代謝も落ちてくるため、成猫と同じ量では太りやすくなります。成猫期の量から10~20%ほど減らすことを検討し始めましょう。
年齢以外にも、猫の体にとって大きな変化となるイベントがあります。
そう、多くの飼い猫が経験する「去勢・避妊手術」です。手術後は特に食事管理が重要になるんですよ。
去勢・避妊手術済みの猫は太りやすい?食事量の注意点
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「手術をしたら、なんだか食いしん坊になって太っちゃった…」
これは、”猫飼いあるある”ですよね。でも、なぜ太りやすくなるかご存知ですか?
その理由を知れば、的確な対策が打てますよ!
実は、去勢・避妊手術後はホルモンバランスの変化で食欲が増す一方で、基礎代謝が約20~30%も低下すると言われています。
つまり、「欲しがるカロリーは増えるのに、消費するカロリーは減る」という、太りやすい状態になってしまうんです。
だからこそ、手術前と同じ量のフードを与え続けるのはNG!
食事量を1~2割減らすか、エネルギーが調整された「避妊・去勢後用」のフードに切り替えることを強くおすすめします。
では、今の愛猫の体型が本当に適正なのか、どうやってチェックすればいいのでしょうか?
次は、獣医さんも使っている簡単な体型チェック術をご紹介します!
BCS(ボディコンディションスコア)で愛猫の体型をチェックしよう
体重計の数字だけを信じていませんか?
実は、筋肉質な猫と脂肪が多い猫では、同じ5キロでも意味が全く違います。
そこで役立つのが「BCS(ボディコンディションスコア)」という指標。
これを覚えれば、自宅で簡単に愛猫の肥満度をチェックできるようになります!
BCSは、見た目と触り心地で5段階評価します。理想は真ん中の「BCS 3」の状態です。
さあ、愛猫を優しく撫でながらチェックしてみましょう。
- 肋骨をチェック!:脇腹を優しく撫でたとき、薄い皮下脂肪越しに肋骨の感触がわかるのが理想です。ゴリゴリなら痩せすぎ、全く触れないなら太りすぎのサイン。
- 上からチェック!:猫を上から見たとき、腰に自然なくびれがありますか?くびれがなければ太り気味です。
- 横からチェック!:横から見たとき、お腹が少し吊り上がっていますか?地面と水平、または垂れ下がっていたら要注意。
このBCSチェックの結果、もし「うちの子、ちょっとぽっちゃりかも…」と思ったらどうすればいいのでしょうか?
ご安心ください、効果的なコントロール術がありますよ。
肥満気味の猫、痩せ気味の猫への食事量コントロール術

BCSチェックで「理想体型じゃなかった…」と落ち込む必要はありません!今気づけたことが素晴らしいんです。
ここからは、具体的な食事コントロール術で、愛猫を理想のスタイルに導いてあげましょう。
- 肥満気味(BCS 4~5)の場合:焦りは禁物です!急な食事制限は猫の肝臓に負担をかけ、危険な「肝リピドーシス」を引き起こす可能性があります。まずは現在の食事量を1割程度減らし、1ヶ月後の体重とBCSの変化を見てみましょう。ゆっくりじっくりが成功の秘訣です。
- 痩せ気味(BCS 1~2)の場合:ただ量を増やすだけでなく、栄養価の高いフードを検討するのも一つの手です。現在の食事量を1割増やしてみて、それでも体重が増えない場合は、病気が隠れている可能性も。一度、動物病院で相談してみることをお勧めします。
食事の「量」の調整は完璧ですね!でも、もう一つ大事なのが「与え方」。
1日の量を、何回に分けてあげるのがベストなのでしょうか?
餌の回数は1日何回が理想?正しい与え方のコツ
1日分の量を、朝にまとめてドン!と置いていませんか?
実はその与え方、もったいないかもしれません。
食事の回数を工夫するだけで、愛猫の満足度と健康レベルをグッと上げることができるんです。
猫にとって理想的な食事回数は、ズバリ「1日2~4回」です。
食事の間隔を短くすることで、空腹によるストレスや、一気食いによる吐き戻しを防ぐ効果が期待できます。
特に、一度にたくさん食べられない猫や、おねだりがちな猫には、回数を増やす作戦がとても有効ですよ。
私が留守にしがちな時は、決まった時間に給餌してくれる「自動給餌器」が最高の相棒です!
でも、回数を増やしても「もっとちょうだい!」と鳴いてアピールしてくる食いしん坊な子、いますよね。
次は、そんな可愛いおねだりへの上手な対処法です。
「もっとちょうだい!」と鳴く猫への上手な対処法
ごはんの時間が終わったはずなのに、足元にスリスリしてきて、可愛い声で「ニャーン…」とおねだり。
あの攻撃に勝てる飼い主さんなんているのでしょうか…?
でも、愛猫の健康のためには心を鬼にしなければいけない時もあります。
ここでは、罪悪感なくおねだりをかわす賢い方法を伝授します!
- 食事の回数をさらに細かくする:1日の総量は変えずに、5~6回に分けてみましょう。常に少しだけお腹が満たされている状態を作ることで、おねだりが減ることがあります。
- 早食い防止食器を導入する:食器の凹凸が障害物になり、食べるのに時間がかかります。ゆっくり食べることで満腹中枢が刺激され、満足感を得やすくなります。
- 愛情の示し方を変える:猫が求めているのは、ごはんではなく飼い主さんの注目かもしれません。おねだりされたら、おもちゃで遊んであげたり、ブラッシングをしてあげたりして、気を紛らわせてみましょう。
さあ、これであなたも立派な愛猫の食事管理マスターです!
最後に、これまでの知識を活かし続け、愛猫の生涯の健康を守るための最も大切な習慣をお伝えします。
まとめ:定期的な体重測定で愛猫のベストな食事量を見つけよう
ここまで様々な計算方法や調整法をお伝えしてきましたが、最も大切なことはたった一つ。
それは「定期的に愛猫の体重を測り、記録し続けること」です。
なぜなら、どんな完璧な計算式も、日々変化する”生身の猫”の状態には敵わないからです。
月に一度でいいので、同じ時間帯(食前がおすすめです)に体重を測り、手帳やアプリに記録していきましょう。
そして、その数字とBCSの変化を見ながら、「先月より少し増えたから、1g減らしてみようかな」と微調整を繰り返す。
この地道な作業こそが、あなたの愛猫だけの「本当の適正量」を見つける唯一の方法であり、最高の愛情表現だと私は信じています。
フードの袋の表示や計算式はあくまでスタートライン。
ゴールは、あなたの腕の中にいる愛猫の健康で幸せな毎日です。
さあ、今日から体重計とキッチンスケールを相棒に、最高のキャットライフを送りましょう!
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